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開発と成長

Processing

Processingでシンセサイザーをつくる

「Processingで楽器をつくろう」の最後の記事です。 最後は、倍音を含んだ音を加工して音をつくる減算式シンセサイザーをつくろうと思います。 シンセサイザーの構成 次の図は、今回作成するシンセサイザーの構成を表しています。 太い矢印が音声信号、細い…

Processingでイージング

少し前に、fladdictさんの乱数にコクを出すという話がネットで盛り上がっていました。 乱数にコクを出す方法について - Togetterまとめ 私もかれこれ1年以上、Processingで作品を作ってきましたが、自分の作品のクオリティをもっと上げていくには、こういう…

Processingでリズムマシンをつくる

今回は、ProcessingのMinimとControlP5を使ってリズムマシンを作りたいと思います。 リズムマシンは、ドラムパターンを自動で演奏する楽器です。 メトロノームをつくる まずは、これから作るリズムマシンの基本を理解するためにメトロノームを作ってみたいと…

Processingでエフェクターをつくる

今回は、Processingでエフェクターを作ろうと思います。 エフェクターは入力した音に音響効果を加えて出力するもので、特にエレキギターやエレキベースといった楽器で音を加工するために使われています。 エフェクターの種類は多々ありますが、そのうちのい…

Processingでサンプラーをつくる

前回はキーボードを鍵盤にしました。今回はMinimとControlP5を使って簡単なサンプラーを作りたいと思います。 サンプラーとは、いろいろな音を録音して、それを音源として利用する楽器です。 音を録音することをサンプリングと呼びます。 ファイルを再生する…

Processingでキーボードを鍵盤にする

第1回目ではMinimを、第2回目ではControlP5について解説しました。 ここから、本格的に楽器づくりを始めていきたいと思います。 まずは手始めとしてPCのキーボードを楽器の鍵盤のように叩くと音がでるようにしたいと思います。 キーボードを鍵盤にする 次の…

ControlP5の使い方

今回はProcessingでGUIを扱うためのライブラリであるControlP5の使い方を解説します。 GitHub - sojamo/controlp5: A gui library for processing.org ControlP5のインストール ControlP5はProcessingにデフォルトではインストールされていないので、はじめ…

ProcessingのblendMode()の使い方

ProcessingではblendMode()で色を重ねたときにどう表示するかを決定するすることができます。 これを使うと発光表現を簡単に作ることができるらしいのですが、いまいち公式リファレンスを読んでも何がどうなるかがわからず敬遠していました。 なので今回はbl…

Minimの使い方

ここではProcessingで音を扱うためのライブラリであるMinimについて解説します。 スピーカーから音を鳴らす まずはMinimの基本的な使い方を確認していきましょう。 次のコードはスピーカーから440Hzのサイン波を鳴らすものです。 /* * sample01 */ import dd…

Processingで楽器を作ろう

最近、ProcessingのMinimとControlP5で楽器を作っています。 サウンド カテゴリーの記事一覧 - 30 min. Processing このノウハウを折角なので、まとめていきたいと思います。 MinimはProcessingで音を扱うためのライブラリです。Minimを使うことで、ファイル…

ProcessingでパラメータをGUIで操作できるBoids

ProcessingでパラメータをGUIで操作できるBoidsを作成しました。Boidsはパラメータが多数あるので、これでパラメータの影響がわかりやすくなると思います。 Boids自体は、前に作成した3D版と同じようにProcessingのSampleにあるFlockingを参考にしています。…

Processingで3DのBoids

Processingで3DのBoidsを作成しました。群れをつくって3D空間を飛んでいます。 基本的にはProcessingのSampleにある「Topics/Simulate/Flocking」を3Dになるように書き換えただけです。 このSampleは「The Nature of Code」の「6. AUTONOMOUS AGENTS」で解説…

ProcessingのlerpColor()でグラデーションを作る

OpenProcessingでlerpColor()という便利な関数を教えてもらったので、メモ代わりにまとめておきます。 dancing flame- OpenProcessing lerpColor()は簡単に言うと、lerp()というある2つの値の間を0.0〜1.0の比率で指定して取得することができる関数の色版み…

Museで取得した脳波に基づき,ArduinoでLEDを光らせる

脳波ヘッドバンドのMuseで脳波から集中度を所得し,その値をProcessingでArduinoに送ってLEDの明るさを変化させる. MuseはPCとBluetooth接続し,ターミナルから以下のコマンドを実行する. $ muse-io --device Muse-XXXX --osc osc.udp://localhost:5000 LE…

シリアル通信でProcessingからArduinoに信号を送る

Processingでマウスのx座標を取得して,その値をシリアル通信でArduinoに送り,LEDの明るさとして表示する. ArduinoのGRDとD13にLEDを接続する. Processing import processing.serial.*; Serial serial; void setup(){ size(500,200); stroke(128); stroke…

シリアル通信でArduinoからProcessingに信号を送る

シリアル通信でArduinoに接続した可変抵抗器の値をProcessingに送り,Processing上で円の大きさとして可視化する. 可変抵抗器はGRDと5V,A0に接続する. Processing import processing.serial.*; Serial serial; float diameter = 0; void setup(){ size(30…

Museで取得した脳波データをProcessingで可視化する

Museという瞑想用の脳波計がある. MUSE ™ | Meditation Made Easy このMuseはiOS,Android用のSDKが公開されている他,MacやWindows向けにResearch Toolsが提供されている. Muse: the brain sensing headband Developer Portal 今回は,Mac用のResearch To…